鍼灸治療の種類

鍼灸治療は本当に様々なやり方があります。それこそ一個人一流派とでもいいましょうか、各鍼灸師さんが独自のやり方で治療されていると思います。とはいえ大まかにどのような治療があるのか分類することはできますので、みなさんが鍼灸院を探すときの参考にしていただければと思います。

鍼灸治療は大きく分ければ三種類に分かれると思います。一つ目は例えば腰が痛かったらその痛みの原因とされている腰回りの筋肉に鍼をうつ、といった現代医学に基づいたやり方です。あくまで狙うのは筋肉ですので、ツボよりも患者さんの反応が強くでているところを狙うことが多いと思います。多くの鍼灸院が取り組んでいるやり方です。スポーツ疾患をはじめとする運動器疾患を得意としています。

二つ目は中医学に基づいた方法です。中医学とは病の起こっている原因がどこにあるのかを考え「~証」という感じで判別します。これを弁証論治といいます。例えば同じめまいという症状でも、患者さんの他の症状や病歴、経過から考えると症状は同じめまいでもその原因は異なることがあります。また治療もその原因別で異なります。この治療も現代医学よりな治療です。

三つ目は経絡治療と呼ばれているものです。脈診を中心とし、体の乱れているバランスを整えて病を治すための自然治癒力を高める方法です。日本独自のやり方ですが、もともとは古代中国でかかれた古典を解釈し発展させたものです。現在の中国では古典をベースとしたやり方はメジャーではなく極めて少数派になっています。いわゆる東洋医学に属する治療です。私もこの方法で治療しています。基本的には鍼による刺激は弱く、深く鍼を入れたりするところは経絡治療の場合あまりないでしょう。

以上のやり方をベースに鍼灸師がそれぞれ工夫して独自のやり方で治療をしている訳です。複数のやり方を組み合わせて治療しているところもありますが、どの鍼灸師でも現代医学、東洋医学共に基本は学んでいますので、一度診察を受ける前に電話等でどのような治療をするのか聞いてみるといいでしょう。

|

逆子(骨盤位)の治療

逆子で来院される方が多くなりました。逆子になる原因は色々あります。

子宮の形状の問題、子宮筋腫、臍帯が長すぎる、あるいは短すぎる、羊水の性状が好ましい状態でない、などなど。原因が特定できるものもありますが、よくわからないが逆子になってしまった、ということがほとんどのようです。

産科で逆子体操をすすめられ、手技で胎児の位置を変えることをされる先生もいますが楽な方法ではないと思います。

逆子というのは、子宮環境が悪くて胎児にとって居心地の悪い状態になっているためにおこるのです。居心地のいい場所を求めて胎児は逆さまになるのです。

ですから、治療の目的は胎児を動かすというよりは、母体を胎児にとって居心地のよい状態にすることになります。

鍼灸治療をすることで逆子は正常な位置に戻りやすくなります。ちなみに、当院に来院された方は9ヶ月目まででしたら8割~9割の確率で元に戻っています。治療回数は早ければ1回で治りますし、平均しても3回ほどで治ります。

出産間近になって慌てないためにも早目の治療をおすすめします。

|

その他のカテゴリー

その他 | 健康 | 心と体 | 易占 | 治療 | 漢方 | 趣味 | 開運